7th ASAKUSA NEW YEAR ROCK FESTIVAL 1979-1980

浅草国際劇場

80年への狙撃!! 紅白だけが祭りじゃない!!

柳ジョ−ジ&レイニーウッド

ミッキー・ヤマモト(ベース)/石井清登(ギター)/柳ジョージ(ギター、ボーカル)/上綱克彦(キーボード)/四ッ田ヨシヒロ(ドラムス)/鈴木明男(サックス)

COMMENT: “親愛なる友へ”もう何年になるだろう。あの日、2人で飲んだくれて以来、会ってないな。スーツ姿のお前は言った。もう、ミュージシャンなんてやめろ!と。あの時、俺、荒れたね。確かに俺は落ち込んでいくばかりで何もつかめないでいた。そして今、俺はコンサートを続けながら、通りすぎてきた20代を振り返ることができる。町から町へ旅をしながらいうことはない。これでよかったのだと思っている。俺は俺のやり方で生きてきた。それでいい。今の俺には断言できる。 会いたいね。再び・・・・・・。

PROFILE: 広島のギター・クリニックに行った時、偶然ドラムの四ッ田と会ったんだよね。その時、俺、バンドを物色中でね。知り合ってみると、若いのにシッカリしているし、いい奴ばっかりなんで「こいつらとなら出来るかな」と思ったわけ。それで、みんなで度胸キメテ東京へ出てきたわけだ。もう4年前になるな。まあ、めぐり合わせだな。キー・ボードの上綱は、めきめき才能を出してきてる。CMとか作曲とかでね。ギターの石井は、俺のできないことをやってくれるというか、レイニー・ウッド・サウンドに欠かせないギタリストだ。作家としても伸びていくと思うよ。ドラムスの四ッ田。こいつは歳は若いけどパワフルでね。ヤツのドラムスはドライヴしているよ。バンバン来る感じね。人間的には、ホント可愛い奴。ベースのミッキーは2枚目のアルバムから入ったんだけどね、最高に明るくて、ちょっとやそっとのことじゃくじけない良いところを持ってる。とにかく俺は、レイニー・ウッドにすべての面で満足している。幸せになって欲しい。そして“ザ・バンド”みたいに長い間一緒にやっていけたら、これが俺のただ一つの願いだ。

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