7th ASAKUSA NEW YEAR ROCK FESTIVAL 1979-1980

浅草国際劇場

80年への狙撃!! 紅白だけが祭りじゃない!!

連続射殺魔

和田哲郎(ギター)/中村こういち(ベース)/木内としひこ(ドラムス)/さいきたえこ(ボーカル)

COMMENT: ただ見て、聴いて、そして帰って行くような、バカな客ならば、我々は必要としないだろう。後は自分で考えろ。

PROFILE: 現在のメンバーで活動を始めたのは、1979円5月のことである。それまでの1年間、連続者薩摩は、解散、活動休止という途をたどっていた。彼等が京都のライブ・スポットに初めて顔を見せたのは、1977年4月、拾得においてであった。それまでに、連続射殺魔のギタリスト、和田哲郎は、彼等のファースト・テープを制作していた。その内容は、あらゆるロックのスタイルを、遊びの中で昇華させて、パロディーにしてしまうという方法だった。しかし、拾得に出演してからの彼等は、メンバーも変わり、それとともに音楽の内容も変わっていった。実験的とも思える、極度なインプロヴィゼーション指向は、全てのことに対して牙を向けてしまうことになった。例えば、ライブ・ハウスからの締め出し、イヴェンターからの見放し、等の結果となってしまったのである。そして、1年間の沈黙を破り、その姿を現したのが、現在の連続射殺魔である。ギター・和田哲郎、ベース・中村こういち、ドラムス・木内としひこ、ヴォーカル・さいきたえこといった4人のメンバーが創出するエナジーは、見てくれればわかることだ。ここに軽薄な文章を羅列すること自体、連続射殺魔をバカにしてしいまうことになるのである。